機械システム科


機械システム科では、2年生から、電子機械コースと造船コースに分かれて、コースに関する専門の知識や技能について学習します。

電子機械コース (Fコース)

電子機械コースでは、機械の基礎やセンサー技術、電動機、制御の基礎などを学習します。また、自動化された機械の仕組みや生産システム技術を習得し、産業界に貢献できるメカトロ技術者を育成します。

造船コース (Sコース)

造船コースでは、船の構造や設備、船舶計算、船舶構造力学など船に関する知識について学びます。また、船の構造に必要な溶接技能の習得にも力を入れています。長崎の地場産業である造船業に貢献できる造船技術者を育成します。


機械システム科の専門教科

課題研究

3年時に1年間を通して自分たちでテーマを設定し,研究を行います。電子機械コースでは乗り物の製作やNC工作機械を活用した作品作り,造船コースではソーラーボート大会へ出場したり,模型船の製作などを行います。

機械システム実習

電子機械コースと造船コースに分かれそれぞれの専門性に必要な実習を行います。電子機械コースではフライス盤作業,ロボット制御,NC旋盤・マシニングセンター作業,シーケンス制御,CAD/CAM演習などを行います。造船コースでは溶接作業,構造模型作成,造船用3DCAD演習,流体・傾斜試験,水槽試験,排水量計算などを行います。


機械システム製図

物体の表し方や投影図の描き方などの図法及び製図用具やCAD の使い方について学びます。立体的な図法については,テクニカルイラストレーションや透視図なども学習します。電子機械コースでは製作図のかき方,スケッチと製図,機械要素の製図,機械・器具の製図など,歯車ポンプや手巻きウインチなどの機械・器具を,造船コースでは船体線図(ライン図)や船体の断面図,船尾構造図などの具体的な事例を通して学びます。また,三次元CAD も活用し,モデリングや解析も行います。


械工作

ものづくりに必要なの金属や樹脂などの材料の性質、切削や研削、溶接、鋳造、塑性加工などの様々な加工方法、計測器の使い方や生産を行う上での計画や管理について幅広く学びます。


機械設計

機械を設計するうえで必要な力学の基礎と、リンクやカム、歯車などの機械要素を学びます。


原動機

機械を動かすエネルギーを発生させる内燃機関や自動車の原理、発電やエネルギーの利用方法、ポンプや油圧装置などの流体機械の基礎を学びます。


電子機械(Fコース)

あらゆる場所で使用されている電子機械について学びます。機械が動くための機構,様々な情報を検出するためのセンサー,機械を動かすためのモーターやシリンダーなどのアクチュエータ,シーケンス制御やプログラムによる方法などメカトロニクスの基礎を身に付けることができます。


電子機械応用(Fコース)

この教科は電力や流体を利用したアクチュエータの制御方法,産業用ロボットの構造や制御方法,安全管理について,CAD/CAMやNC工作機械,ネットワークなど生産現場に必要な電子機械の原理や種類,操作や制御方法について学びます。


造船工学(Sコース)

この教科は様々な船の種類や構造について学びます。また船のことだけではなく,潮流や気象などの海洋についても学習します。さらに,船の排水量計算や浮体理論など,船を設計する上で必要な知識を身に付けます。


機械システム科が目指す資格

技能検定は、ものづくりの技能を一定の基準により評価する国家検定制度です。学校では授業のなかで旋盤、シーケンス制御の基礎的な内容を学びます。この資格を取得することで、ものづくりの技能を向上させることができ、高く評価されます。

普通旋盤作業

普通旋盤を使用し、 鋼材2個に内外径削り及びテーパ削り等の切削加工を行い,はめ合わせのできる部品を2個製作します。

シーケンス制御作業

指示された仕様に基づいて配線作業を行い、回路を完成させた後、プログラマブルコントローラ(PLC)にプログラムを入力し作動させます。

他にも 第2種電気工事士 JIS溶接技能者評価試験 危険物取扱者乙種 等を取得しています

機械システム科から進む主な進路先

■アイシン精機 ■MHPSエンジニアリング ■大島造船所 ■尾道造船 ■川崎重工業 ■九州電力 ■クボタ ■神戸製鋼所 ■JFEスチール(東日本・知多・西日本) ■新日鐵住金(名古屋・八幡) ■滲透工業 ■常石造船 ■東芝三菱電機産業システム ■トヨタ自動車 ■長崎造船 ■日本コンテナ・ターミナル ■不動技研工業 ■本田技術研究所 ■マツダ ■三井造船千葉事業所 ■三菱重工業長崎造船所 ■三菱日立パワーシステムズ ■渡辺造船所

●長崎大学 ●長崎総合科学大学 ●長崎外国語大学